西国三十三所観音霊場第8番目の札所
長谷寺に行きました
長谷寺は
寺号を長谷寺(はせでら)と言い
「隠国(こもりく)の泊瀬(はつせ)」と
万葉集にうたわれているように
この地を昔は豊初瀬(とよはつせ)
泊瀬など美しい名でよばれていたので
初瀬寺、泊瀬寺、豊山寺とも言われていました。
朱鳥元年(六八六)道明上人は
天武天皇の銅板法華説相図(千仏多宝仏塔)を西の岡に安置
のち神亀四年(七二七)徳道上人は
聖武天皇の勅を奉じて
十一面観世音菩薩をお造りになられました。
徳道上人は観音信仰にあつく
西国三十三所観音霊場巡拝の開祖となられた大徳(だいとく)であり
三十三所の根本霊場と呼ばれてきました
総門は明治27(1894)年に再建されたもの
門をくぐると現れるのが
屋根付きの階段「登廊(のぼりろう)」
平安時代の長暦3(1039)年に、奈良の春日大社の宮司・中臣信清が我が子の病気平癒を長谷寺に祈願したところ無事に回復したことから、その御礼に登廊を寄進したのだそうです。
重要文化財に指定されている登廊(下廊)形に特徴のある長谷型の灯籠が吊るされています
中登廊・下登廊は明治27(1894)年に再建されました
長いこの階段は上登廊・中登廊・下登廊と3廊に分かれていて、総数はなんと399段!
下廊は写真からもわかるように1段の段差が低く、中登廊、上登廊と続くほどに段差が高くなっていますよ〜
399段
めっちゃしんどかった〜笑笑
ちょうど御本尊大観音特別拝観中でしたよ〜
約10mもの高さを誇る日本最大の木造観音像
もちろん拝観させていただき
御足に触れ
観音さまとの御縁をいただきました
入母屋造本瓦葺の本堂
国宝に指定されています
本堂は断崖絶壁に建てられており
京都の清水寺と同じ懸造(かけづく)りといわれる建築方法で本堂の前が舞台造りになっています
ここからの眺望はとても綺麗
長谷大黒天さまもお参りしてきました