今から2000年以上前より
日本人が信仰していたといわれる熊野本宮大社
にお参りしました
熊野本宮の神さまは
家津美御子大神(スサノオノミコト)です
歴史を遡ると古代本宮の地に神が降臨したと伝えられています
満山社
境内の東端にあり
祭神は八百万(やおよろず)の神
本宮大社が現在地に遷ったのちも霊石だけを祀っていたが
2007年に再建された
いたるところに見られる3本足のカラス
八咫烏は
神武天皇が熊野に到着された時
神の使者である八咫烏が奈良まで道案内をしたというエピソードから
熊野三山に共通する「導きの神鳥」として信仰されるようになりました
三本の川の中州にあたる聖地
大斎原に社殿が建てられたのは
崇神天皇65年(紀元前33年)のこと
奈良時代には仏教を取り入れ
神=仏としておまつりするようになります
平安時代になると、皇族・貴族の間に熊野信仰が広まり
京都から熊野古道を通って上皇や女院の一行が何度も参拝に訪れました
室町時代には
武士や庶民の間にも熊野信仰が広まっていました
男女や身分を問わ
全ての人を受け入れる懐の深さから
大勢の人が絶え間なく参拝に訪れる様子は
「蟻の熊野詣」と例えられるほどでした
明治22年の大洪水により
大斎原は大きな被害を受けました
当時は能舞台などもあり
今の8倍の規模を誇っていましたが
明治24年に上四社が現在地へ移されました
今の大斎原には中四社、下四社、境内摂末社の神々がおまつりされています
平成23年9月
紀伊半島大水害により再び大斎原や瑞鳳殿などに大きな被害を受けました
熊野本宮大社から徒歩10分ほどの大斎原は
現在の熊野本宮大社から500mほど離れています
熊野本宮大社から道路を隔てて
大鳥居(高さ約34m、幅約42m)が見えます
その背後の森が大斎原です
この空間
清々しくてとても心が穏やかになりましたよ~
下から見た日本一の鳥居
八百万(やおよろず)の神々をはじめ
総てを産みだされた産土(うぶすな)の神と仰がれる産田社(うぶたしゃ)に
鎮まります伊弉冉尊(いざなみのみこと)の
荒御魂(あらみたま)の御力(みちから)を受けられる「産守り」は
熊野本宮大社でお頒かちしております
生みの神として知られ
子授けや安産などのご利益がある
お参りの後はすっきりサイダーで一休み~~
新宮まで戻り
今夜のお泊りはホテルニューパレスで