今日は朝から滋賀に向かって車を走らせ~~~~
長浜港から船に乗って目指すは竹生島
朝ごはんは~
SAで買った柿の葉鮨~~~
美味しくいただき
琵琶湖汽船に乗りこみます
約30分
竹生島が見えてきました
江州の湖中に小島がある
その島は弁才天の聖地であるから
寺院を建立せよ
すれば、国家泰平、五穀豊穣、万民豊楽となるであろう
というお告げを受け
僧行基を勅使として遣わし
堂塔を開基させたのが始まりです
『唐門』とは
唐破風をもつ門という意味です
この『唐門』は、秀吉を祀った京都東山の豊国廟に建っていた『極楽門』を豊臣秀頼の命により片桐且元を普請奉行として移築されたものです
移築の際
土地の条件から観音堂に接して建てられています
桧皮葺、建物全体を総黒漆塗りとした上に金鍍金の飾金具が散りばめられ
虹梁中央の蟇股の周囲には鳳凰や松・兎・牡丹の彫刻を
二枚の大きな桟唐戸や壁には牡丹唐草の彫刻を極彩色塗りとして飾っています
豪華絢爛と言われた桃山様式の『唐門』の代表的遺構です
文献としては、醍醐寺座主三宝院義演による日記『義演准后日記』に
また、豊国廟社僧の梵舜が『舜旧記』 にて
豊国極楽門を竹生島に寄進したとの記述を残しています
この二つの文献の記述により
大坂城の極楽橋が竹生島宝厳寺に移築されたことは間違いないらしい
平成18年、オーストリアにあるエッゲンベルグ城にて『大坂城図屏風』が発見されました
その絵中には『極楽門』の前身であったと伝えられている大坂城の本丸北方に架けられていた『極楽橋』の姿が描かれており
その絵図から判断して
『唐門』こそが
秀吉が建てた幻の大坂城の唯一の遺構であろうといわれている
都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ/竹生島神社)
祭神は
市杵島比売命(いちきしまひめのみこと=弁財天)、宇賀福神(うがふくじん)、龍神(りゅうじん)、そして産土神の浅井比売命(あざいひめのみこと)の4柱
浅井比売命は、浅井氏の氏神ともいわれ、琵琶湖の湖水を支配する神様
今から450年前
豊臣秀頼の寄進で
片桐且元(かたぎりかつもと)を普請奉行として伏見桃山城の日暮御殿(勅使殿)を移築したもので国宝となっている