伊根の舟屋の後は~
「元伊勢」とも呼ばれている籠神社にお参りしました
籠神社(このじんじゃ)の正式名称は「丹後一宮 元伊勢 籠神社」
そもそも籠神社が立つ府中エリアは
中世には守護所が置かれ
政治的にも大変意味のある土地でした
ゆえに籠神社は日本の歴史の中でも重要な神社だと言われています。
天照大神の孫にあたる彦火明命(ひこほあかりのみこと)
天照大神から「邊津鏡(へつかがみ)」と「息津鏡(おきつかがみ)」という2つの鏡を授けられ
籠神社の海の奥宮である冠島に降臨し
眞名井原に豊受大神を祀りました
「籠神社」という名の由来は
この彦火明命が竹で編んだ籠船に乗り
海神の宮(龍宮、常世とも)に行かれたとの故事によるものといわれています
驚くべきことに代々、宮司を務めている海部(あまべ)家は
彦火明命から数えて83代目の子孫だそうです
参拝のあとは
籠神社の近くのロープウェイに乗って
傘松公園に行きました
ケーブルカーも登っています
「昇龍観」
龍が天に昇って行くように見える
神が宿る島 冠島と沓島の遥拝所
遥拝所の鳥居の先のかなたに浮かぶ2つの島が冠島沓島です
神宿る特別な島であることと考えられています。
冠島沓島は籠神社ご祭神の彦火明命と市杵嶋姫命が天降(アマクダ)り夫婦となった神聖な島として古代から特別視されて来ました
この島に宿る神様は海を行き交う船をお守り
人々の暮らしが豊かになるように見守っておられます
「飛龍観」を眺めて
帰りもロープーウェイで